7年前の3月11日は東日本大震災がありました。
当時の私は中学3年生で、放課後の教室で卒業アルバムに寄せ書きを書いている最中に地震が起こりました。
そんな私はもう22歳。自分は大学には行っていませんが、周りの友達は大学卒業という節目を今月迎えています。
震災が起きてから中学校を卒業して、高校を卒業して、大学を卒業をするという7年の間でどのくらい成長できたでしょうか。どのくらい時間を大切にできたでしょうか。
こう考えると、7年という間をもっと充実させることができたのではないかと感じます。でもどんなに充実しててもきっとそう感じるのだと思います。死にものぐるいで1秒たりとも気を緩まずに過ごしてきたのなら「これ以上に頑張る人生は無理」「出来る限りの事はやってきた」と思えるのかもしれません。
7年前に一瞬にして人生が終わってしまった人がたくさんいます。
自分は時間が与えられているだけ幸せなんだと震災があったことをきっかけに感じることができます。震災のおかげでなんて最低最悪な言葉ですが、私は使います。
あの日、一瞬にして命を奪われたたくさんの人たちがいるから、私はこうして3月11日を振り返り生きている時間を大切にしようと思えるのです。
明日自分は死ぬかもしれない。地震が起きてがれきの下敷きになっているかもしれない。そう思えるから時間を大切にしようと思う気持ちが生まれます。震災がなければ深く思うことはなかったでしょう。
ご冥福をお祈りします
最後に、震災に遭われた方、震災によって家族や親戚や身内の方が亡くなってしまった方、もしこの記事をみて不快になってしまったら申し訳ございません。
時間を無駄にすることなく生きていけるよう努力します。